So-net無料ブログ作成
検索選択

Let's 苦行! [にっき。]

私の住む愛知県には「鳳来寺山」と言う山があります。
西暦700年ごろに何とか言う仙人さんが開いた霊山で、その名の通り「鳳来寺」という寺があります。
で、この「鳳来寺」で両親が祈願をしたら徳川家康が生まれました、という伝説があり、結果、東照宮もあったりします。

さて、今年は徳川家康没後400周年です。
もうね、家康関連のいろんな所でお祭り騒ぎです。
久能山にお参りに行きたいのだけどチャンスを逃しているのですが、行きたいなあ、久能山。
行きたい、でもいけない。
けれど東照宮の数ならどこにも負けない地元なので、別の東照宮に行くわけです。
と、いう訳で「三大東照宮」の末席を主張している鳳来寺東照宮に行ってきました。
余談だけどさ。「三大○○」って、大抵最後の一個はどこも「うちの地元のあれだぜ!」ってなるよね?
「世界三大美人」の中に小野小町を入れてる日本だけど、この部分だけは各国違うという話だし(クレオパトラと楊貴妃は世界共通)、なので「三大○○」と言うのは別の言い方をすれば「他の二つ並なんだぜ!うちのは!それだけすごいんだ!」という地元愛の表れだと思っています。
あ、地元だけど「三大稲荷」の二番目は豊川稲荷だからね!そこは譲らないよ!お寺だけど!

閑話休題。
鳳来寺山。山一個が霊場で、中腹に本堂と東照宮、山頂付近に奥の院があり、奥の院に行くには頑張って歩いてね☆という状態です。
昔は本堂に行くにも下から階段を上るしかなかったのですが、今では本堂付近まで車でいける(有料駐車場)という親切設計がされています。なので「ちょっとお参り」も可能です。
これから紅葉が本格化してくるので、観光にはいいんじゃないかなー?って感じです。
その反面、この一帯はハイキングコースにもなっていて、参拝とは関係なしに登山の好きな人たちが登ったりする山でもあります。

少し昔の話をしましょう。
さかのぼる事1年半、一昨年の4月にどうにもこうにも自分の中で消化できないモヤモヤのあった私は、何を思ったかこの東照宮に行こう!となったわけです。我が家から車を走らせること1時間半ほど、いつもと違う場所にドライブがてら気分転換をしよう!という意味合いも込めて。
本堂の近くまでいける有料駐車場に車を止めて、本堂と東照宮をお参りして、あとはのんびり寄り道しながら帰宅しようかなーって。
思ったんだけど、家族に「鳳来寺山いってくる」といた途端「山登りだね」と超煽られました。
そして、その先に何が待っているのかも知らない私はちょっとお散歩程度の服装でこの山に登る気になってしまったわけです。
ええ、登りました。おしゃれショルダーバックにジーンズで。山に登る格好じゃねえよ、という格好で。かろうじて靴が意図せずトレッキングシューズだったのは幸いでした。
唯一の救いは「のんびりした所で一休みしたい」とおにぎりと飲み物を持っていたことでしょうか。あれなかったら死ぬる。
何とか奥の院に参拝をして、来た道を戻って、翌日から階段を上るのもやっとな筋肉痛に襲われて散々だったという思い出です。
で、だ。
あのとき、奥の院まで行ってUターンしてきたんだけど、実はもう一個ルートがあってさ。
そっち行かなかった、って話を家族にしたらブーイングが起こりまして。
ええ、リベンジです。
やったろうやないかぁ!です。
以前もらったお札を返しにも行きたかったので、それも兼ねて行きたいなーと思っていました。
登るなら気候の良い時にしたいじゃん?例えば、春とか、秋とか。秋になったので行くタイミングを狙ってたら寒くなりだしたので仕事休んで行ってきちゃった☆だって今週末雨って話なんだもん!
今回はちゃんと山登りをするつもりで行きましたよ。両手が空くようにおしゃれショルダーじゃないショルダーバッグですよ!(ななめがけする奴)これで両手が空く!
後は飲み物入れて、お財布入れて、汗ふき用の手ぬぐい入れて、レッツ登山!

以下、写真を交えて苦行の様子をお届けします。
行きは前回と同じルート、帰りは行ったことのないルートにしようと階段をのぼりはじめたわけです。
こっちのルートは一気に階段で登った後、緩やかにけもの道をうろうろして、たまに登ったりしつつ山の上まで行くって感じ。
やっぱり、一回行ったことのある道は精神的に楽です。「後どんだけかかるんだろう?この先に何があるんだろう?」と言う不安がない分、ペース配分もしっかりとれます。
その階段が、こんな感じだとしても。
IMAG0877.jpg
ええ、最初はいいんです。ちゃんと手すりもあって、階段として作られてる感があって。
IMAG0878.jpg
それがだんだんと「そこにある岩を削って階段状にした」物に変わり
IMAG0879.jpg
足をおけそうな場所がない所に、段のようなものを作って補強をしました的なものに変わりました。
すでに一年半前に来たことがあるので、退避ポイントとか一休みポイントを抑えつつ、自分のペースで孤独に山登りです。
IMAG0880.jpg
私はたぶん、一緒に登る人がいたらいけないと思うんだ。
だってペース遅いもの。ちょっと行っては立ち止まるもの。

IMAG0881.jpg
で、奥の院に着いて、その上あたりに突き出してる岩から下を眺めて肝を冷やし、
IMAG0882.jpg
ご飯を食べ始めた所で気がついた。ここ、山頂じゃない。
前回はここで折り返したので、この先を知らないわけです。
今回は一周するって決めていたので、どうせなら山頂で食べたいとおにぎり半分残して再び歩き始めました。
IMAG0883.jpg
登山って、整備された道を行くんじゃないの?
なんか、道なのかも怪しいんですが。
かつて中学時代に修学旅行で鎌倉に行って、班行動のルートにハイキングコースをぶっ込んだ経歴がある私ですが、そのハイキングコースだってもうちょっと道になってたと思うんだけど。
あれに文句が出なかったのは、班のメンバー全員の人間ができていたのと、全員が山育ちだからだと思う。全員、現地に行くまでアレがハイキングコースだとは知らなかった&近道でけもの道位は平気だったからなのかなー。
一応、この鳳来寺山もハイキングコースなんだけどな。看板あるしな。
奥の院から山頂まで10分、奥の院までの道も大概だなと思っていた私だから、もはや「これって大丈夫なの!?」という気持ちになるのはご理解いただけるかと思います。
だって、あっちはちゃんと階段あったじゃん!
山頂に無事到達して、ちょうど昼食時だったのでちゃんとフル装備で登ってらしてる皆さん(昼食中)と少し談笑をして、いざ帰り道!
IMAG0889.jpg
私、道に迷ってないよね?と不安でしかなかったです。
だって、ただ岩肌を降りてくだけなんだもの。
せめてさー、階段とかないわけ?これ滑って落ちたらどうなるの!?救急車は無理だし、タンカーで運ばれるのも怖いし、ドクターヘリ!?木が邪魔で梯子降りなかったどうしよう!それ以前に人が来ないんですが!!ここ合ってるの!?!?
終始そんな不安でした。なんかねー、山の畝にそって歩いてる感じ。だから帰り道なのに登りが結構ある。うひー。
そして長い。行きの倍くらいあるんじゃない?って気分になる。
山頂で会話をしたご婦人がいなかったら、山頂まで戻って来た道戻ろうかと思いたくなるレベル。
たまに岩からチンアナゴのように鉄の杭が伸びていて、ここに何かを引っ掛ければいいのか、ここにはかつて何かが引っ掛かっていたのだろうかと不思議に思う光景もあり。
先の道がどこにあるかわからず、とりあえず通れそうな所を通ってみたり(正解だったみたいです)。
一向に山を降りる気配もなく、ただ山の畝にそって移動している感じ。道はないです。木の生えていない所を移動してください?そこ、岩!
登山道ってあんなんだっけ!?!?
一回だけ転びました。岩場の降りかけ地点だったので転がらずにはすみました。怪我もしなかったし。でも、とっさに手をつけてよかった。その程度の反射神経はあるっぽいです。
なんだかんだぐだぐだと登って降りて汗だくになって、下山して一息つくまで3時間ほどでした。
IMAG0890.jpg
その後近くの温泉で日帰り入浴をして、道の駅で大根買って帰りました。

ええ、今日から筋肉痛との闘いです。少しの段差、少しの斜面、ありとあらゆる「足を使う」行動が苦痛です。
真の苦行はここから!


2015-11-13 19:56  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]